参加レポート「海外向け・訪日インバウンド向けのキャンペーンや情報発信のポイントとは? ~インバウンド向けの企画事例をもとに成功する秘訣を徹底紹介~」
先日の「海外向け・訪日インバウンド向けのキャンペーンや情報発信のポイントとは? ~インバウンド向けの企画事例をもとに成功する秘訣を徹底紹介~」について、参加者の長内様より参加レポートをご寄稿いただきましたので掲載いたします。
株式会社BEYOND 代表取締役 道越真由子様をお迎えしての「海外向け・訪日インバウンド向けのキャンペーンや情報発信のポイントとは?~インバウンド向けの企画事例をもとに成功する秘訣を徹底紹介~」を受講してまいりました。
インバウンド市場は、来日者数はコロナ禍前を超えており、アパレル業界と同じ売上となっているとこのことです。
最近のインバウンドの傾向としてリピーターが多くなっており、日本のその場所にしかなく、その場所でしか経験できないことを経験するためのインバウンドが増えており、来日にあたっては念入りに調べ上げてきているとのこと。そのため今後円高に転じたとしてもインバウンドは減らないという見解を持たれており、納得させられたお話でした。
インバウンドの情報収集はSNSを用いて調べ上げることから、日本語WebサイトやSNSページを単に日本語から翻訳するのではなく、インバウンド向けに最適化されたコンテンツの作りこみが必要であり、切り口が大事なポイントとなるとのことでした。
この見解は道越様のWeb業界での幅広い経験の積み上げられた実績からSNSを活用した販促および情報拡散の効果を最大限に引き出し、効果的なマーケティング施策を展開することにつながっていると思われました。
また、インバウンド企画はインバウンドの日本と居住地の距離や時差により、効果が現れるまでに時間を要するので、長期的な視点での計画が不可欠であるという点も重要とのことでした。
2023年3月に閣議決定された「観光立国推進基本計画」の中で地方を中心としたインバウンド誘客の戦略を掲げられたものの、どこから手をつけたらいいのか想像もつかない地方が多いのではないでしょうか。居住者が居住地を俯瞰した視点で且つインバウンド視点で施策を講じるのはなかなか厳しいものがあります。
市場調査から戦略・コンセプト設計、プロモーション・分析までワンストップで提案のできる株式会社BEYOND様は心強いパートナーとなると思われました。
在日外国人のネットワークを駆使して検証をおこなっているところが特に素晴らしいと思いました。彼らが行きたくなる切口か、家族友人が来日したときに連れていきたいと思う場所と経験に値するのかといった、できそうでできない検証が強みだと感じました。
そもそも当たり前のことを丁寧に且つ早くPDCAを回しているところが企業として優れているのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。