参加レポート「令和4年度上期 販売士講師 新・コーチングスキルアップ講座を受講してみて」
セミナーを受講しています、湯浅です。
2020年の10月から新コーチングスキルアップセミナーを受講しています。
今年の9月で、4期目の受講が終わりました。振り返って私なりの感想を書かせていただきます。
私が受講し始めた2020年の10月は新型コロナウイルスの影響で、ZOOMを使ったオンライン形式でした。
当初は販売士検定の出題5科目を1回に1科目ずつ、2名各20分の持ち時間で模擬講義を行い、その内容について皆で寸評し合う形をとっていました。
講義自体をやったことがない私には新鮮で、パワーポイントで資料を作成し、自分が喋る台本を作り、リハーサルを繰り返して時間内に収まらない場合は何処を削るか、冗長なところをコンパクトにできないかなど、試行錯誤を繰り返しました。
この試行錯誤の過程が自分なりの経験になっていったと思います。
また他の方の模擬講義を見ながら参考にさせていただきました。
特にZOOMでの講義はリアルの講義と違い、聞いていただいている方のリアクションが見えづらく、「一方向的な講義になりがちなところを如何に回避するか」について皆さん様々な工夫をされており大変参考になりました。
2022年の4月からすこし形式が変わり、科目ごとに参加者全員が5分の持ち時間で模擬講義をすることになりました。つまり毎回全員模擬講義をするということです。
参加者を3人ないし4人のグループに分け、それぞれ5分で模擬講義、その後寸評し、そのグループでもっとも優秀と思われる方を選び、皆の前で再度模擬講義をする、という形になりました。
それまで私はマーケティングに絞り、マーケティングのみ模擬講義をやってきたのですが、この形式なってからは、5科目全てを模擬講義しなければならず、販売士検定を受けてから縁遠くなっていた科目ついても改めて学習しなければならず、また5分とはいえ、1カ月に1度模擬講義のために資料を作成し、台本を作りリハーサルをするという繰り返しは、自分には結構な鍛錬になったと思います。
過去4期に渡り新コーチングスキルアップセミナーを受講して思ったことは、講義をするチャンスがなければ講義をする力は育たない、ということです。
また、他の方が同じテーマでも違う講義の仕方をされるのを見るのも大変参考になり、新たな気付きを与えてくれます。
今年の10月から5期目に突入しますが、引き続き受講して精進していこうと思います。