参加レポート「平成30年度下期 販売士講習会講師養成講座 『新コーチング・スキルアップ講座』報告」。
みなさん、こんにちは。東京販売士協会会員の熊谷と申します。
今回は平成30年度下期 販売士講習会講師養成講座『新コーチング・スキルアップ講座』の報告をさせていただきます。
当講座の目的は『参加者自身がプロとしての「教える」能力や受験者を必ず「合格させる」というスキルを、相互啓発の中から学習して、レベルアップし、身につける』ことです。
つまり、参加者の皆さんが意欲的に分かりやすいコーチング、伝わりやすいコーチングの手法について学び研鑽を重ねる場です。
平成30年度下期の講座は、3級のコーチングについて6か月かけて学ぶというものでした。
「小売業の類型」「マーチャンダイジング」「ストア・オペレーション」「マーケティング」「販売・経営管理」の各分野について、毎月1回のペースで学習をします。
毎回3人ずつ担当が割り振られ、模擬講義ということで実際に壇上に立って講義を行います。模擬講義の間、担当者以外は聞き役にまわります。
さて今期の講座ですが、実は方式が大きく変わりました。
従来はハンドブックにそって解説を行う模擬講義形式で行われていましたが、今期は課題として問題2問が与えられ、その解答解説を行う模擬講義形式に変更になっています。
私は以前の方式の講座に見学という形でお邪魔させていただいたことがあるのですが、以前の形式と比較してよりスピーディな講義になっている印象です。
最初から重要なポイントに絞って講義を行うため、受験者を必ず合格させるという当講座の目標にも合った、より実践的な講義方式になったといえるでしょう。
さて、この半年間講座に参加してみての感想ですが、個人的には模擬講義という経験ができることと他の先生方の模擬講義を聞くことができることに非常に価値を感じました。
模擬講義については言わずもがなで、実際に壇上に立って講義をしてみると見えないものが沢山見えてきます。
私も実際に模擬講義を経験してみて色々なことが分かりました。
将来講師として活躍したい方にとっては非常に多くの学びがあるのではないでしょうか。
また他の先生方の講義を聴けるという点に関しても、大きなメリットです。
私はまだ講師の経験はありませんが、それ故に人の講義を見るだけで吸収できることが数多くあります。
同じジャンルに関して先生の講義を3人ずつ聴ける機会なんてそうないですから、これは本当に貴重だと思います。
なお最終日には打ち上げがあります。
そこでのお話は非常にためになります。
プロの講師になるということはどういうことなのか、合格させるためにどんな工夫をしたらよいのかなど、熱い想いを伺うことができました。
私が今後講師になる場合には、ここで伺ったお話がコアになっていくでしょう。
報告は以上になりますが、興味を持った方は是非スキルアップセミナーに参加してみてください。
良い学びの場になることを保証しますよ。