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セミナー参加レポート 「売れる店頭販促の法則 売れる店頭は何が違うのか︖」 に参加して

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東京販売士協会の佐々木です。

私がいる家電業界は、新型コロナ禍、巣ごもり需要から家電品など購入が進捗した反面、23年春以降は、新型コロナ感染リスクの低減とともに、お客さま一人ひとりの消費者行動が多様化したこと。

さらに、原材料、物流費の高騰に価格改正・値上げのマイナス影響があること。

自分がほしいと思う商品では、どうせ買うのならば、家計支援には、省エネ機能、生活改善など満足が得られる高付加価値商品が選ばれる傾向が継続され、高付加価値商品の売り方、価値の伝え方が重要になったことから、このセミナーを聴講しました。

 

 

講師は、有限会社 リボンの久野和⼈氏

販売スタッフ派遣・販売セミナー研修・実践チームコンサルテイングなど18年以上の販売プロモーションを実践されてきた方であること。

講義では、店頭販売が人生の転機となった体験、販売実践の具体的な実例をわかりやすく掲げながら進行しました。

 

物を売るための鉄則を抑える。

「作る技術と売る技術は違うこと。作りての考える価値と消費者の価値が一致したとき、はじめて代金と交換される」

「伝わる表現を磨け。価値が伝わらなければ、それは存在しないのと同じ」

は、家電メーカー販売会社に勤務するものとして特に心に響くものでした。

 

重要1 売りたいなら ひとつ前で売れ

実店舗もネット販売であっても、この法則は不変であること。

あなたが勝てる勝負どころはどこなのか?

 

重要2 消費者心理を把握せよ

ひとが買い物をする理由は、シンプルであること。

  1. 足りないものを補う
  2. 悩み・問題解消
  3. 夢・快楽の実現

これ以外に理由はない。

 

たとえなくても困らないものでも伝え方が変われば、バカ売れする。ものに隠された価値がわかる。

(例)子供の入浴剤 ひとつ380円 通常の入浴剤よりも高い値付けの商品の実演体感販売 4時間で完売した。「主婦に向けて この入浴剤があるとお風呂嫌いのお子さんが喜んでお風呂に入ると」

帰省した孫に接する祖父母に向けて。「この入浴剤があると、夏休みに帰省したお孫さんと楽しい思い出ができますよ」

 

商品プロデュースは立方体で考える。商品に隠れた付加価値が伝わるか否かお客さまは、一方向からしか見えていない。

安売りしなくても売れる公式。理性<感情 売り手は、感情に訴えかける。勝負どころを間違えない、消費者心理を知ること。

 

重要3 伝わる表現を磨け 価値が伝わらなければ、それは存在しないのと同じ

売れるPOPの法則から伝わる表現方法を考えよう

  1. ターゲットに絞って呼びかける
  2. お客様の声をひろう。
  3. 遊びの要素を取り入れる
  4. 得られるものを表現する
  5. 数字で魅了する。
  6. 教える情報を問いかける
  7. 特別感を演出する。

 

売れる店頭は、何が違うのか?

 

儲けを出している店頭・会社にあるのは、売れる商品ではなく、「売れる売り方 お客様一人ひとりに、どんな喜びを提供できるのか真摯に向き合って考える利他の心がある」と結びつけていました。

このような18年以上の販売プロポーションの具体的実例から販売実践に活用できる講義内容であり、今後の販売士活動のスキルアップに有意義な時間でした。

ありがとうございました。