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セミナーレポート 販売士目線でみたSDGs~改めて学ぶ!小売業のためのSDGs入門~

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皆様こんにちは。佐藤です。

今回、販売士目線でみたSDGs~改めて学ぶ!小売業のためのSDGs入門~セミナーに参加してみて沢山の学びがありましたので感想と合わせて書きます。

 

分かったこと、伝えたいこと

多くの目標の中で私たち販売士としては目標12「つくる責任、つかう責任」が一番近く分かりやすい目標と言えるかもしれないという事、流通小売の商品の流れをより理解する、製造から消費までのつなぐ役目として大切な役割にあたるのだと共感しました。

 

その理由として、生産(企業)と消費(消費者)の2つがセットになる必要があるという事。1992年から言われ続けている持続可能な事として大量生産、大量消費、大量廃棄は生産も消費者もどちらにも責任がありお互いに責任を果すことが資源を守ることにつながるのだという事。

193か国が満場一致で決められた2015年のサミットの事は歴史的にも大きな事でこのSDGsは重要だと言う事や活動するには特別な資格や環境は必要なく「個人で活動、参加出来る」ことと分かりました。

 

 

具体的には、

リニアエコノミーと言う考え方で今の豊かさは大量生産、大量消費、大量廃棄の経済システムがあり、地球から資源を奪い取り使い割ったら廃棄するといったリニアエコノミーになっていて世界人口の爆発的な増加により資源が枯渇し始めている。

この一方通行のシステムでは耐えられない現状になっている事を販売士として理解する事が必要だと言う事や海洋プラの問題は非常に大きくどのように考えるか、問題を突き付けられたように思います。

 

サーキュラーエコノミーの考え方に変えていく必要がある

消費してしまうのでなくずっと使いまわしていくことがヨーロッパでは2015年から始まっている。廃棄物を発生しない仕組み作りを考える必要があるという事。

その為には最初から使い続けるデザイン設計が必要と言う事、活用していくアップサイクルが必要という活動もすでに企業の中では始まっている。

GAFAMでの取り組みも非常に参考になりました。

 

エシカル消費

エコだけでなく、フェアトレード、被災地支援や社会貢献も含めた考え方をもった消費者がどんどん増加してきている。

毎日の買い物の中で人や生き物、地球環境の為により良い選択をしていく行動が広がり自分の買い物への支払いする意思決定が未来の助けになる原動力になると言う事。

人や社会、環境や地域へ私たちが直接関係を持つ事が出来る考え方であり、すでに中学生、高校生ではエシカルを学び体験をしている事は後10年もすればこのことを理解している消費者が多くなるという事。

 

今回のセミナーに参加してみて、改めて販売士の視点をもって活動していくことで持続可能な社会の実現に貢献できると言う事や決してSDGsに関係が無いという事でなく消費者と事業者との架け橋となるべく重要な要素になりえると言う事が分かりました。

今回は非常に多くの事がセミナーに盛り込まれ、分かりやすく聞き取れました。

今後の私自身の行動に生かしていきたいと思いました。