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東京販売士協会会員の岡村 和人です

さる11月15日に開催したビジネスセミナーをレポートします。

 

講師は今まで幾多のイベントを企画され、さらに販促という切り口から未来の商業集積のありかたを提案している「みなみかぜ社社長ハーレイ・岡本氏」です。

 

■岡本氏のやってきた数々のイベントと現在携わっている企画

前段は岡本氏がいままで手掛けた数々の企画を振り返りという形で披露していきます。

まずは在日外国人によるアジア・アフリカ・ラテンアメリカのフードイベント、料理屋台のイベントです。

次に都民プロデューサーに抜擢されての都民広場での大々的なイベント。

エイベック社協賛での大々的なコンサートイベント。

浜松アクトタワーでは洋服屋のオーナーになり、上海のデザイナーの服を販売したこと。そこでもイベントが絡みます。大道芸人によるイベント。

そして、千住での商店街イベントのお話に移ります。

井の頭線の車内でのファッションショーの話など話しは尽きません。

 

■直近の活躍

玉川高島屋や阿見プレミアムアウトレットモールといったSCでのイベントだけでなく「ダンスコンテスト」を企画実施しているなどなど・・・。

 

■先人のことばから未来のヒントを探す

岡本氏はSCの在り方を「先人の未来予測に学ぶ」と題し、SCを76年当時の先人の言葉から現在を通り越して未来を探ります。

いくつかの先人のフレーズのなかで「地域社会」「文化的なパブリックサービス」「公共奉仕」「市民参加」「趣味に合った生活」といったキーワードが未来にむけてのヒントとなる感がありました。

 

■未来モデルの考察

岡本氏は「未来創造は荒唐無稽な計画ではなく、現在の問題を改善すること」と言います。

さて現在の問題とは何か。氏はひとつのヒントを挙げます。

2025年問題、特に社会公共施設など行政サービス縮小する。その代替としての役割が商業施設に求められると言います。

 

■先駆的モデル

岡本氏は未来のモデルとして現在の先駆的な試みをいくつか紹介します。

①カメラ屋×サバイバル・・・オリジナル加工(合成)写真を提供

②食品スーパー×大学の医学部・農学部・栄養学部のコラボ

③メガネ店×目・耳によい食品

④墓地×プラネタリウム

⑤カフェ×ドラッグストア

⑥「俗人知」※のストアコンセプト(伝え残したい人×習い、繋ぎたい人)での店づくり

※俗人知とは石鍋仁美氏の造語、成功した人や名前が知られている人、社会的に地位が高い人ではなく地域の身近な人の知識を示す。

 

 

■さいごに

現在、少子高齢化問題はいわずもがなバーチャルとリアル店舗の融合、消費者の世代間の価値観の相違、など取り巻く環境が複雑になり将来像の解は不透明です。

今回の講演は、販売士として小売りの未来モデルを「自分事」として考えるうえで多くのヒントを示唆してくれました。