平成30年度上期 販売士講習会講師養成講座「新コーチング・スキルアップ講座」報告
みなさん、こんにちは。東京販売士協会の金澤と申します。
今回は、平成30年度上期新コーチングスキルアップ講座の報告をさせて頂きます。
私のスキルアップ講座との出会いは、遡ること6年前、晴れて日本販売士協会講師合格、講師養成講座に参加し、交友を広めようとした懇親会でのことでした。にこにこと「実はスキルアップという講座があって・・・」と話しかけてこられた方が、現スキルアップ講座担当理事の木下さんでした。
巧みな話術に誘われ、また講師として教えるスキルを高めたいと思っていたこともあり、一度覗いてみようかな・・・というところからスタートし、今に至っています。
新コーチングスキルアップ講座の内容を改めてご紹介します。
特別アドバイザーとして販売士育成会代表 北田先生をお迎えし、参加者自身がプロとしての「教える能力」や受験者に必ず「合格させる」というスキルを学習し身につけ、レベルアップすることを目的としています。
この講座を通じて、講師として適切な指導を受けること、正しい情報を得ること、異なる立場の方が教え合ったり、刺激し合ったりしていくことが、非常に重要ではないか思います。
4月から月一回6ヶ月をワンクールとし、上期2級・下期3級を対象に毎月一科目ずつ指導のポイント・ハンドブックの重要記述箇所・過去問題分析等を解説し、各回2~3名が一人30分前後の模擬講義と自身で作問した理解度テストを行います。
そして、講義について参加者が基準に基づき点数をつけて評価をし、またコメントもします。
今はそれほどでもないですが、みなさんからかなり厳しくご指摘ご指導頂き、自分の至らなさに猛省しながら帰ったこともありました。
その手を抜かない本気の指導が講師の本当のスキルアップには大切であること、自分の仕事でも同様であることを実感し、改めて感謝しています。
先日の上期8月度第5回目は、担当理事の齋藤さんの司会で、北田先生の7月に行われた第82回2級検定試験の試験問題出題箇所等の超速報解説、その後受講者の中から、宮川さん、才上さん、そして私による前回解説のあったマーケティングの模擬講義と理解度テスト、次に理事の内村さんによる販売・経営管理の指導のポイントの解説が行われました。
次回は上期最終回であり、恒例の懇親会が予定されています。
自分を顧客に置き換えると、従来の店舗に加えてインターネットを通じて様々な製品やサービスを簡単に手に入れられるようになったとつくづく思います。
買うだけではなく。レンタル、ユーズド、シェアリング、そして支払いも現金を持ち歩かなくても買物ができるようになったし、店でカメラやゲートで認証されれば、レジを通さなくても買物ができちゃう店がどんどん増えそうです。確実に大きな変化が起きています。
我々小売業・流通業の体系的知識を持つ販売士が積極的に変化する情報を取り入れ、顧客と製品・サービスをつなぐ役割を果たすことが重要になっていると思います。
私もみなさんと一緒にこの講座でスキルアップしながら、販売士資格普及を通じて、小売業・流通業の進化と顧客の満足度向上のお役に立てるように頑張りたいと思います。