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東京販売士協会会員 齋藤利行

「東京ミッドタウン」視察会の様子 今年度は、去る2007年3月に防衛施設庁跡地にオープンした「東京ミッドタウン」(港区赤坂)を視察した。東京ミッドタウンは、広大なグリーンと6つの施設(ショップ、レストラン、オフィス、ホテル、緑地、美術館)からなる新しいスタイルの都市型複合施設である。
こだわりを持った大人のライフスタイルに合った商業施設について、「東京ミッドタウン」マネジメント部・運営グループマネージャーの浜辺悟氏と高須なつき氏より、貴重なお話を伺った。
説明には、タウンの模型とDVDを利用し、わかりやすかった。東京ミッドタウンは、構成する3つのゾーンに分かれている。全約150m,高さ約25m,4層吹き抜けの大空間にスタイリッシュなアイテムやショップが揃う「GALLERIA(ガレリア)」、都心の忙しさを忘れさせてくれるカフェやパティスリーなど、個性的なショップが並ぶ「PLAZA(プラザ)」、都心とは思えないほどの緑の多さ。区立檜町公園と連続するミッドタウン「GARDEN(ガーデン)」、イチョウ、サクラ、クスノキなど数多くの緑が植えられ、心地よい癒しの空間を造り上げている。

東京ミッドタウン視察会1

1.ターゲット「Lifestyle Artist=進化した都市生活を楽しむ人達」

3年目を迎えた東京ミッドタウンの来場者数は、月500万人、年間3500万人である。ライフスタイルの変化や経済状況の変化により、外国人の男性や中国人の富裕層、韓国人の来店者が多い。地下1Fには、飲食店がある、1Fには外国人の来店者が多いメンズ売場を集積している。特に中国人が多いため、決済は、中国で使用されている「銀連カード」を導入している。2Fには、レディス売場、3Fには、年配者でも、楽しめるサントリー美術館や雑貨、インテリアが入っている。国際性豊か。好奇心が旺盛。上質が好き。そんなプロフィールを持つ人達が楽しむ場である。

東京ミッドタウン視察会写真2

2.商業ゾーンコンセプト「都心の上質な日常」

商業ゾーンには、多彩な132店舗(内飲食店60店)が出店している。銀座、新宿にない上質で希少性の高い商品やサービスを日本全国、世界中から厳選して集積している。殊に、多店舗展開をしていない隠れた名店などを取り込む気配りもしている。近くの六本木ヒルズとは、情報交換を密に、都市生活に合ったゆっくりとした環境で買物をしてもらうことを目的としている。今後は、富裕層中心に絞った場を広げる。
今回の視察会には、新たに、会員となられた方も含め19名が参加した。各自、専門的視点から質問が出され、有意義な視察会であった。販売士としてこのタウンが揚げる「ライフスタイルに対応した商業施設」や「都市生活を楽しむ人達」というテーマの中で希少性の高い商品・サービスを提供する事の必要性を痛感した。

東京販売士写真3

● 当日のスケジュール

◆10:15 集合
集合場所:ミッドタウンタワー正面玄関
◆10:30~10:40 開会挨拶及び注意事項等伝達
◆10:40~11:30 経営方針・見学施設について説明
◆11:30~13:00 自由見学
◆13:00~ 昼食(タウン内)・懇談・質疑応答
昼食後解散