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「奥多摩は私の庭」と思っている東京販売士協会の宮城です。子供の頃から、遠足、ハイキング、登山、釣りとよく足を運びましたし、最近でも時々ドライブに参ります。そんな奥多摩を間近に望む昭島のアウトドアの商業施設とくれば、奥多摩歴50年の私が行かないで誰が行く!と喜び馳せ参じた次第です。

 

 

平成28年5月20日(金)先進商業施設「モリパーク アウトドアヴィレッジ」視察会が開催されました。武蔵野の自然を今も残すJR昭島駅近くに、昭和飛行機工業株式会社が開発した約43万坪(東京ドーム約28個分)という広大な敷地の「昭和の森」。駅前の大規模なショッピングセンター「モリタウン」をはじめ、18ホールのゴルフコース、国際大会も開催されるテニスセンター、ホテル、温泉施設などを備える、自然豊かな新しいタイプの商業施設です。

今回はその中に昨年3月誕生した「モリパーク アウトドアヴィレッジ」が視察対象。2万1,000平方メートルの敷地に16のアウトドア専門店を集積した施設の視察会レポートとなります。

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当日は、爽やかな晴天。奥多摩の山々も眼前に望め、いやがうえにもアウトドア気分が盛り上がります。

東京販売士協会 大島会長の挨拶に続き、昭和飛行機工業株式会社 リアルエステート事業部 賃貸施設1部 部長の高橋佐登志様に、開発の経緯から今後の展開までの状況をご講演頂きました

高橋様は、元、昭和の森綜合サービス株式会社 代表取締役社長として、施設開発の中心メンバーとしてご活躍された方です。

昭和飛行機工業が所有するこの広大な敷地の活用を検討する中で着目したのが「アウトドア」。

奥多摩の山の玄関口という地域性を活かし、「空が見える」施設づくりを目指し、「ワンストップですべてのアウトドア用品が揃い体感できる」施設を目指し、開発、展開された経緯を色々お伺いすることができました。

カヌーの日本代表の方を招いてのカヤック講座、子供クライミング講座、登山講座や著名人のトークショー、工作ワークショップ、星空観望会、地域とのコラボーションによる地産マルシェなどの開催とともに、テントなども実際に広げて体感できるという、単なるモノの販売ではない徹底したコトの訴求。

キャンピングカーの展示即売会で2日間で50台も売れた!というお話に驚きましたが、このような各種の取り組みを伺うとむしろ納得がいきます。

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一般的なリージョナル・ショッピングセンターの商圏が半径10Km程度であるのに対して、こちらは「50Km圏内が商圏」という言葉にも驚きました。しかし、都心からでも1時間程度で来られる場所。アウトドア好きが広く各地から訪れているというのもなるほどと思います。アウトドアの楽しさに触れながら買い物ができる場所ですからね。

また、このような商業施設には珍しく年間休日が49日!

これは、働き手の労働環境を整備するとともに、ここで働くスタッフが休日を活用して自らアウトドアを楽しんで欲しい、そしてその体験をお客様へ伝えて欲しいとの思いからだそうです。

なるほど!アウトドアショップに勤務されている方が忙し過ぎて山や海に行けないなんて悲し過ぎますし、買い手にとってもアウトドアの楽しさや注意点などを自らの体験から語ってくれるスタッフの方が信頼できますしね。

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また、一般のショッピングモールなどと大きく異なるのは店舗入替が難しいという点。確かにアウトドア界を代表する店舗がこれだけ入っていると代替は利かないですからね。このため、「鮮度」を保つ努力が重要とのこと。各種のイベントに力を入れていらっしゃる理由がよく分かりました。

テレビ番組でも色々取り上げられているというのも納得ですし、繊研新聞社主催の2015年度 第18回ディベロッパー大賞・テナント大賞の特別賞(SCみらい賞)も受賞されています。

e-コマース全盛の中、初年度15億円の計画に対して16億円の売上を達成し、75万人の来場目標も110万人と大きく上回り、2020年の東京オリンピックに向け、ホームページの4か国語対応なども行ない、今後ますますの発展が期待できそうです。

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高橋様ご講演の後、昭和の森綜合サービスの大秋様のご案内で施設を見学。

昭和飛行機工業の工場建屋をリノベーションしたイベント会場とロッククラミングジムを皮切りに、屋外の本格的なクライミングウォール、自然に囲まれ軒を連ねるアウトドア業界を代表するブランドショップ。通路もトレールレーンとしてトレッキング体感できたり、元々工場内に生えていた樹木を移植したりなど、都会の商業施設では決して味わえない自然をフル活用したこだわり設計。アウトドアライフの楽しさにあふれたコト提案型施設を実感しました。

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施設見学後、街中でも毎日のように見掛ける若者に大人気の「THE NORTH FACE」日本での商標権を持つ株式会社ゴールドウィン 内部監査室 室長 金澤昭彦様と店舗の山本様から店舗の運営状況についてのご講演がありました。

「すべてはお客様のために」というゴールドウィン社のポリシーのもと、トークショーやワークショップ、屋外イベントなども行なっていらっしゃる状況をお話し頂きました。

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ここでお楽しみが…。店舗で販売されているフルーツジュースと、おからをベースとしたパウンドケーキを頂戴しながらお話を伺いました。(余談ですが、あまりにも美味しかったので、パウンドケーキをお土産に買って帰りました)

最後、東京販売士協会 大場副会長の締めの挨拶で閉会し、自由見学、解散となりました。

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都会の中のアウトドアショップもオアシスのようで良いですが、自然環境の中のショップはまた格別。

みなさまも是非ハイキング気分で足を運んでみられてはいかがでしょうか。

☆公式HPはこちら⇒モリパーク アウトドアヴィレッジ